自分にも他人にも整合性を求め過ぎない

人に対して「前にあんな事言っていたのに今は正反対のこと言ってるじゃないか」と思うことがある。逆に人から一貫性のなさ、整合性のなさを指摘されることもある。

この世界は完璧ではないので、当然そこで生きている私たちも完璧じゃない。現実世界に完璧な直線や完璧な円が存在しないのと同じように、完璧な人間も存在しない。

過去と今の意見を比較するとほぼ必ず矛盾を含んでしまう。また今時点での自分の中だけを見ても矛盾はたくさん見つかる。だけどそれは人間が完璧でない以上当然のことだ。

最近自分の中の矛盾を人間として当たり前のものだと認められるようになった。ただそれだけで色々な思いが救われた。

もちろん度が過ぎるものはダメだろうけど、自分や他人に対してある程度の矛盾は許容できるようになると良い。現実世界に即した考え方になるので今よりもっと生きやすくなる。